失敗しやすい対応
コスト削減を迫られると、人件費の削減や業務用ツールの解約、
設備投資の見送りなど、安易に「削れるところ」から手をつけてしまいがちです。
無駄なコストを省き、少しでも利益率を高めることは、
全ての企業が抱える課題だと言えるでしょう。
しかし、それが本来必要なコストである場合、
業務効率や社員のモチベーションを損ない、
結果的に生産性の低下やさらなるコスト増加につながります。
コスト削減が順調に進まない場合、
主な原因として、
経営者が現場にいる従業員と同じ視点を持てていないことがかんがえられます
具体的にどのような項目にコストを費やしているか
イメージできないため、
移動費や消耗品といった表面的なコストばかりに気を取られてしまいます。
固定費と変動費の違いを理解せずに一律で削減しようとすることで、
無理のある見直しとなり、かえって混乱を招きます。
有効な対処法
まずは支出項目をすべて洗い出し、「見える化」することが第一歩です。
会計ソフトやエクセルで、費用の内容・金額・頻度を整理し、
金額の大きい順や効果の薄い順に優先順位をつけて見直します。
コストは大まかに以下の3種類に分けられます。
エネルギーコスト:
光熱費やガソリンなどのエネルギーに関係するコスト
オフィスコスト:
家賃や印刷費などの事務に関係するコスト
オペレーションコスト:
人件費や物流費などの運営に関係するコスト
いずれもコストダウンを意識することで無駄を削減することができますが、
効果は小さくても、すぐに実行できるところから取り掛かることがおすすめです。
三つの中ではオフィスコストが該当するので、
まずは事務所の労働環境を見直しましょう。
各部門の責任者と連携し、
それぞれのコストが実際に業務へどの程度貢献しているかを検証します。
その際、効果の高い支出まで安易に削減しないように注意が必要です。
また、サブスクリプション型のサービスや、
定期契約の外注費など、つい見過ごしがちな費用についても
「利用実績」と「費用対効果」の観点で棚卸しを
するとよいでしょう。
月に1回程度のコスト会議を開催して
継続的に見直す習慣を作ることが、
長期的なコスト体質の改善につながります。
印刷コストは代替品を活用することで
50〜80%もの費用が削減できる場合もあります。
参照:互換インク・トナー販売サイト|インク革命.COM